スタンダードプリコーションとは

1996年に米国疾病管理予防センター(CDC)が公表した予防政策。
標準予防策ともいわれ、「予想される感染病態にかかわらず、すべての人の血液や体液・だ液などの湿性物質は感染性を有するものとして取り扱うものとする」という考え方です。
患者様を感染から守るだけではなく、全ての医療従事者を感染から守るといった院内感染の高度な考え方で、あらゆる感染症に対する予防対策になります。
当院の滅菌・消毒の取り組み
成田歯科医院ではスタッフ全員がスタンダードプリコーションの意識を共有し、患者様のお口に入れるもの、触れるもの全てに滅菌・殺菌処理を施しています。
治療器具の滅菌・殺菌
滅菌できるものは全て専用の機械を使い滅菌・殺菌を施します。
スタッフの意識
診療時対応するスタッフは必ず手袋、マスクを着用します。治療に使用したユニットも、診療終了時に毎回スタッフが掃除、拭き掃除を行っています。
機器紹介

オートクレーブ
オートクレーブとは切削機器専門の高圧蒸気滅菌器のことで、真空の状態と高温(130℃)高圧(2気圧:大気圧の2倍)の飽和水蒸気をかけた状態を何度も繰り返すことによって、全ての細菌・ウイルスを死滅させます。

ケミクレーブ
ケミクレーブとは高圧アルコール蒸気滅菌器のことで、水を使用せず高温(135℃)高圧(2気圧:大気圧の2倍)のアルコール蒸気で全ての細菌・ウイルスを死滅させます。高圧アルコールに蒸気による殺菌効果は高く、器具の錆も防いでくれます。