ORTHODONTICS 矯正治療

矯正治療について

小児の矯正治療を開始する時期は、症状により異なります。
一般的には上下の歯列の噛み合わせが悪い場合は、小学校低学年の頃から治療を開始したほうが良いでしょう。
噛み合せに問題がなく、単に歯並びが悪い場合には、永久歯列が完成する12歳頃まで様子を見ることもあります。
成人の場合でも、矯正治療は可能です。
最近は、口元への美意識の高いことから審美的に改善することはもちろん、口腔内の予防的な意義から、多くの方が矯正治療を行っています。
相談は無料ですので、歯並びや噛み合わせが気になる方は、是非一度お気軽にご来院ください。

当院の矯正治療の流れ

子ども(乳歯・混合歯あり)の場合

Flow01初診・相談

歯並びが気になる部分の問診を行い、噛み合わせ・歯並びのチェックをします。その後、治療内容や費用などについてもご説明します。

Flow02精密検査

X線写真や歯型をとり、歯並びを確認します。

Flow03診断・治療計画の決定

検査結果をもとに、治療の方針を決めます。

Flow04早期治療スタート

噛み合わせに問題がある場合は、早めに治療を開始します。
使用する矯正装置は、症状によって異なります。

Flow05保定観察

X線写真や歯型をとり、歯並びを確認します。

Flow06経過観察

早期治療が終わってから永久歯に生えかわるまでは、治療した状態が安定しているか、新たな問題がないかなどの診察が必要になります。
その後に、必要があれば永久歯列の治療へ入ります。

大人の場合(永久歯列の患者様)

※Step3までは、子どもの場合と同様の流れになります。

Flow04治療開始の準備

むし歯や歯周病、抜歯などの前処置が必要な場合は、その治療を行います。

Flow05本格治療スタート

すべての歯に矯正装置(マルチブラケット)を付けて、本格的に治療をスタートいたします。

Flow06保定観察

歯並びが綺麗になり、問題なく噛めるようになったら矯正装置を外し、次にリテーナー(歯を安定させる装置)を付けます。

当院の矯正治療の費用

矯正治療は年齢、症状により以下の4つパのターンに分かれます。どの治療に該当するかの判断は、診察による症状の確認が必要です。

  • 初期矯正治療のみ行う場合
  • マルチブラケット法のみ行う場合
  • 初期矯正治療とマルチブラケット法の両方行う場合
  • 永久歯列期に部分的な矯正を行う場合
    (移動を希望される歯の本数が少なくても、部分矯正では治療できないケースもあります。)

初期矯正治療の費用

初期矯正治療は、5~12歳頃、乳歯と永久歯が混じった時期に必要があれば行う矯正になります。
症状により治療内容が大きく異なりますので、初診時に、その時点での初期矯正治療の必要性の有無、予想される治療内容とおおよその費用についてご説明いたします。(初期矯正治療の装置料は矯正検査実施後に治療内容が決定してから確定します。)

  • 検査料¥22,000
    (税込)
  • 装置料¥32,000~¥320,000
    (税込)
  • 調整料¥5,250(税込)×治療回数
    ※ 通常は月1回の診察となります。
  • 合計¥100,000~¥450,000
    (税込)

マルチブラケット法矯正治療の費用

マルチブラケット法は、上下顎永久歯列に対する固定式矯正装置による矯正治療になります。概ね11歳以降の方が対象です。

  • 検査料¥22,000
    (税込)
  • 装置料(メタルブラケット)¥510,000
    (税込)
  • 装置料(セラミックブラケット)¥580,000
    (税込)
  • 調整料¥5,250(税込)×治療回数
    ※ 通常は月1回の診察となります。
  • 合計¥650,000~¥850,000
    (税込)

費用について

第2期矯正治療の装置料

当院において初期矯正治療後にマルチブラケット法を行う場合(第2期矯正治療)、第2期矯正治療開始時点のマルチブラケット法装置料から、既に当院にお支払い済み初期矯正治療の装置料を差し引いた費用となります。これにより、初期矯正治療とマルチブラケット法の両方を実施した場合、治療費の合計総額は約750,000円~950,000円(税込)となります。

部分矯正の装置料

部分矯正の装置料は矯正装置を装着する範囲により異なります。そのため、部分矯正の費用については、診察後にご説明いたします。

よくあるご質問

子どもの矯正の場合、
何歳くらいから相談したら良いですか?
症状によって治療開始時期が異なりますので、前歯が生え変わる6~7才で一度ご相談されることを、おすすめします。
大人になってからでも
矯正治療はできますか?
成人でも、矯正治療は可能です。
ただし、年齢の若い方が骨の新陳代謝が盛んな分、一般的には治療が早く進みます。
矯正治療はどれくらいの期間で完了しますか?
歯の移動を行う期間は症状や年齢によって違いますが、平均的には2年から3年程度です。
治療開始後の通院は月に1回程度で、移動の完了後には保定観察を2年程度行います。
保定観察は症状により長期間行うこともあります。
口の中に矯正装置を入れると
痛みはありませんか?
開始後慣れるまでは、歯に圧力が加わると2、3日歯が浮いたような痛みが出る場合もあります。
痛みは個人差がありますが、1週間ほどで慣れますので、日常生活で気になることはありません。
矯正治療のために歯を抜いて
治療しなければいけないですか?
歯と顎のバランスを考え、必要な場合は抜歯することもあります。
ただし、歯の数が少なくなっても噛み合わせが良くなれば、全体的に噛む機能はプラスになると思います。

矯正治療の注意事項

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
  • 矯正器具の装着時に、患者様が食事、会話、見た目などに違和感を覚える場合があります
  • 矯正器具の装着時に、歯が磨きにくくなるので、より入念なブラッシングが必要になります
  • 矯正器具によっては口を動かした際、歯肉が傷つくことがあり、炎症を引き起こす場合があります
  • ご自身で着脱できる矯正器具の場合は、成果を得るために、装着時間を守る必要があります
  • 小児矯正の場合は、顎の骨が成長を終える15歳前後までの経過観察を必要とするため、治療期間が長くなることがあります
  • 矯正治療終了後、しっかり保定しないと後戻りをする場合があります
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